似顔絵を描く5つのコツ~成人男性編~

こんにちは、社員のやまだです。m(_ _)m
今回は「似顔絵を描くコツ(主に男性)」を、自分なりに文章に表してみようと思います!

1.眉と目は命!よく観察します

目・眉の「大小」「太い細い」「濃い薄い」「角度」などが特徴的と思える点を、1~2つ決める

「眉が濃い」が特徴だと思った場合は、逆に目はあっさり描く。というように、
特徴のあるパーツだらけよりも「こことここが、○○さんらしいポイントだ!」と絞った方がいいかもしれません。

両目どうし、両眉どうし、目と眉の間の「距離」に注目

絵柄にもよるかもしれませんが、私としては「要素の位置関係」は重要だと考えます。
もしこれらの距離が「狭い」「広い」場合は、潔く寄せるなら寄せ、離すなら離して描きます!
目まわりは特に、少しオーバーに描くと、愛嬌が出やすい部分ですね^^
これは男女関係なく言えることかな・・(男性の描き方の話だったはずが…)
 

2.クチを描くときは、「位置」「開き方」を観察します

鼻との位置関係・距離を見ます。

鼻と口が少し離れている・近い人を、鼻と口が普通の距離感になるよう描いてしまうと、不思議なほど似ません。

口の幅が「狭い」「広い」

豪快にお口の大きな方は、少しオーバーに描くと良いですね。
逆に小さな方は、キュッと縮めて描きます。
その人の性格が出やすくなります。
「男性らしくしなければ」とか、別に気にしないでください。

歯や唇

歯が見えている印象が強い方を描く場合は、ぜひ描きましょう。女性の場合はあまり描くと怒られそうなので、やりすぎはNGですが…(笑)
唇の厚い方を描く場合は、そこは印象に残りやすいポイントです。かまわず厚く描くことをオススメします。
 

3.彫りの深さは無理に描かなくても良い


男性の顔を描くときは、「男性ならではの眉間や鼻筋のあたりの立体感は、表現した方ががいいのかな・・?」と思ってしまいます。
確かに、鼻筋が通っている方・頬骨が普通より出ている方は、描いたほうが良いかもしれません。
でも、それよりももっと彼にしかない特徴を探してそちらに注力してください。
「立体感が無いと、男らしさが足りないよ~」と思われる場合は、とりあえず鼻筋を描いておけばいいんです…という本音(笑)
 

4.髪型を含めた頭全体のシルエットの形を見極める


その人が誰なのかを認識するとき、「シルエット」は有力な情報となります。
形といいますと、
丸形・卵形・三角形・逆三角形・四角形・長方形(面長)・五角形・風船形(顎の小さな方)
…などなど、様々ありますね。
シルエットは、髪型で大きく変わります。
しばらく会っていなくて久しぶりに会った時に髪が短くなったり伸びていたら、「印象変わった」と感じませんか?
例えば髪の短い方である場合は、「耳の上部にどのくらい髪を描くか」で、シルエットの印象がグッと近づきます。
特に少年漫画では、主人公たちのシルエットは基本的に一人一人区別して作ると判りやすくて良い、と聞いたことがあります。
 

5.(笑顔の印象が強い方の場合)笑ったときに出る特徴をおさえます

眉の上がり方

笑ったときにハの字、逆ハの字のどちらになるか要チェック。

目の形

だいたいは細目になるので、線のようになる方の場合は線で描くと似やすい。

口の形、歯の出方

前歯が出てる場合はそれはチャームポイントになる可能性大なので、描くとよいかも。

笑い皺、ほうれい線

要デフォルメ。鼻の脇だけでも良い。皺がないと年齢的に違和感のある40才以降の方については、口の横にあっさり線を引く。左右どちらかだけに描くのでもOK。
 
いかがでしたか?
女性のほうが描きやすいと私自身は感じているので、苦手克服・・といった意味が強かったです。^^;
ちなみに、今回は「一般的な」似顔絵を描く前提でお話させて頂きました。「カリカチュア」という醜悪さを思い切り表現する様な似顔絵もありますが、それではありません。
「もっと面白おかしくて衝撃的な似顔絵が描きたいねん!」という方は、こんなところに留まっていては描けませんので悪しからず/(^o^)\(笑)
次は、【女性の似顔絵を描くコツ】を書こうと思っております。
そのためにも練習しなければです!(うっひゃー)
ではまた次回に!(^^)/