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ビジネス・プロデューサー 田邊佑介の日記

ニュースレター作成のコツ、成功するための作り方やテンプレート活用のポイントをまとめました!

ニュースレター作成のコツ、成功するための作り方やテンプレート活用のポイントをまとめました!

あなたは、ニュースレターをご存知ですか。

営業ツールの中で、かなり優秀な存在なのですが、
「手間がかかる」
「継続できない」
「コストもかかる」
「そこまで緊急性がない」
「つまり、面倒くさい」
という理由で、実施に至らないケースが多い、ツールなのです。

そこで、改めて「ニュースレター」のことを学んでいただくために、ニュースレターの役割や活用方法をまとめてみました。
ぜひ、これを読んで、1人でも多くの方がニュースレターをスタートしていただければと思います。

ニュースレターとは

定義

Wikipediaでは、以下のように定義されています。

(引用元 https://en.wikipedia.org/wiki/Newsletter)
ニュースレターは定期的に配布される出版物であり、一般的にその購読者にとって関心のある主なトピックの1つです。新聞やチラシはニュースレターの種類です。たとえば、ニュースレターは学校で配布され、その学校で起こっていることについて親に知らせる。
ニュースレターは、会員、顧客、従業員に関心のある情報を提供するために、クラブ、教会、社会、団体、企業(特に企業)によって発行されます。Googleのニュースレターの定義は、「社会、企業、組織のメンバーに定期的に発行される掲示板」です。ニュースレターは「灰色の文学」とみなされます。電子メール(e-ニュースレター)で電子的に配信されたニュースレターは、一般的に電子メールが印刷された通信よりも人気を得ているのと同じ理由で急速に受け入れられています。

ターゲットとなる読者に対して、「ニュース」を提供するための新聞・手紙のことです。定期的に配布するところが大きなポイントになり、中には有料のニュースレターなんかもあります。今の時代、メールマガジンとして、ネット配信されるケースの方が多くなってきましたが、アナログで送るのも非常に有効です。今回は、アナログ、つまり紙媒体で配信するニュースレターについて解説していきます。

ニュースレターとセールスレター(DM・ダイレクトメール)との違い

セールスレターは、文字通り、売り込みをするための営業ツールです。送ったら、すぐに反応してもらい、商品やサービスの売上に直結するように工夫された内容を織り込みます。
一方で、ニュースレターの特徴は、「セールス」・「営業」・「広告」・「売り込み」の要素を減らしている点です。
ニュースレターを発行することにより、お客様との接触回数が増え、親近感が湧いてきます。お客様の記憶に残ることで、購入のタイミングで選ばれる可能性が高まることが大きなポイントです。
下表は、ニュースレターとセールスレターの違いをまとめたものです。こうやって整理していくと、ニュースレターの役割がはっきりと見えてくるのではないでしょうか。

項目 ニュースレター セールスレター(DM)
目的 接触回数、信頼関係の構築 売り込み
構成 読者が知りたい情報
役に立つ情報
写真などが中心
発行者が伝えたい情報
売り込みの情報
コピーが中心
視点 長期的 短期的
指標 記憶度、信頼度、顧客内シェア
ファンの数
売上高、成約率、反応率
頻度 定期的(月1~3回)に発行 都度発行

ニュースレターを送り続けるとどうなるか?

お客様から、直接的に受注や売上につながることは少ないです。
しかし、お客様から、問い合わせやお手紙(返事)をいただいたり、お会いしたときに声を掛けられたりと、副次的な効果がたくさんでてきます。そして、最終的に受注するということは珍しくありません。
間接的に売上貢献しているわけです。ここを「ムダ!」と考えてしまうか、「種まき」と考えるかによって、大きな分かれ道になります。

ニュースレターに対する誤解

「ニュースレターを使って、売上をアップしよう!」

というのは、大きな誤解です。

ニュースレターを発行したからといって、すぐに売上にはつながりません。
お客様との接触回数を増やしながら、関係性を構築していくことが、目的だからです。
ただ、まわりまわって、成果にはつながっていきます。

そこには、こんな顧客心理が働くからです。

名も知れぬ怪しい会社より、ニュースレターを発行している信頼できる会社を選びます。
品質が疑わしい商品より、ニュースレターに商品の開発秘話が書いてある信頼できる会社の商品を選びます。
口の上手いだけの営業マンより、ニュースレターで人柄や事業への熱い想いを紹介している営業マンを選びます。

すぐには、売上アップにつながりませんが、将来的にあなたの売上に貢献することは間違いありません。ですから、多くの会社さんにも取り入れていただきたいのですが、しっかりと次のニュースレターのメリットとデメリットを理解してから、考えてみてください。

ニュースレターのメリット&デメリット

ニュースレターを発行していくにあたってのメリットとデメリットをまとめました。多くのメリットがあるのですが、もちろんデメリットも存在します。「発行してみて、売上いくらになったの?」という質問には非常に答えにくいわけです。そこを我慢して、将来の種まきをするかどうか?ここは、経営者の度量や性格、好き嫌い、価値観などにも影響されるかもしれません。でも、「売り込まなくても売れるようになる」という理想の状態を作り込んでいくためには、重要なステップであることをやっぱり理解しておくべきですね。

メリット デメリット
  • 覚えてもらえる
  • 信頼関係が構築しやすい
  • ファンができる
  • コミュニケーションのきっかけになる
  • 紹介や口コミが発生しやすい
  • LTV(生涯顧客価値)が高まる
  • まわりまわって売上につながる
  • 手間がかかる
  • 時間がかかる
  • 郵送する場合、コストがかかる
  • 継続が難しい
  • ネタが切れる
  • 成果とのつながりがわかりにくい

ターゲット(誰に送るのか?)

「ニュースレターは、既存顧客に出すんでしょ?」
と思っている方も多いかもしれませんが、そんなことはありません。

新規顧客(見込客)と既存顧客の両方、または、どちらかだけ、とニュースレターの目的に応じて、発行していくことが可能です。

新規顧客(見込客)

名刺交換した方、ご近所の方、に配布することができます。
名刺交換を済ませていて、相手の住所がわかっているのであれば、郵送することができます。また、住所がわからない場合でも、ポスティングしていけば、将来のお客様にもニュースレターをお届けすることは可能です。業種業態にもよりますが、地域ビジネスをされている方であれば、非常に有効な手法になります。

既存顧客

自社の商品・サービスを購入した方へお届けすることが可能です。
商品と同梱したり、来店時に配布したり、同じニュースレターを繰り返しお渡しするケースも発生します。リピートしてご購入いただけることが、ビジネスの肝になる方であれば、必ず取り組んでいただきたいところです。リピートじゃなくても、口コミや紹介があなたのビジネスにとって大きな鍵になるのでしたら、同じく取り組んでいただきたいですね。

作り方(書き方)

コンセプト

もっとも大切なのは、ニュースレターのコンセプトです。

  • 誰に対して、書くのか?
  • 何を、書くのか?
  • どうように、書くのか?
  • どうやって、届けるのか?

これらを統合して、コンセプトを定めておくことをオススメします。コンセプトが定まっていない状態で、作成作業に着手すると、途中でどんどんブレていってしまい、何のためにやっているのか、見失ってしまうことが多くなります。もし、チームや外注を使って作成するときは、共通言語として、決めておきたいところです。
また、「やること」「やりたいこと」を決めるのも重要ですが、「やらないこと」を決めるのも重要です。例えば、「商品やサービスの紹介は一切しない」とか、「ニュースレターのために無理なイベントをやらない」など、やらないことを決めておけば、紙面づくりでブレることが少なくなっていきます。これは、ぜひやってみてください。

基本構成(ネタ)

基本構成は、以下の5つあります。

①タイトル

コンセプトを体現するようなタイトルをつけましょう。
「●●新聞」、「●●ニュース」、「●●だより」といったベタなタイトルの付け方もあります。
ニュースレターへの想いを込めて、思いもよらないタイトルをつけるのも楽しいかもしれませんね。

②ニュース(トピックス、新着情報)

あなたの会社や商品、スタッフに関するニュース記事を紹介していきましょう。
キーワードは、以下の3つです。

「新」
・・・新しい商品、新しいイベント、新しいスタッフ。「新」がつくものは、なんでもニュースになります。人間の心理としても、新しいモノには目が行くものです。ぜひ、新しい情報を入れていきましょう。
「安」
・・・安価ではなく、「安心」、「安全」、「安定」につながるニュースはありませんか?お客様の安心させる情報になります。今の時代、誰しもがさまざまな危険、リスク、将来の不安と隣り合わせです。そこからお客様を「守る」という姿勢が、共感をよび、信頼を高めることにつながります。
「利」
・・・「利便」、「利益」、「利権」につながるニュースです。いわゆる「お役立ちネタ」です。お客様が困っていること、悩んでいることは、どんなものがありますか?不明な場合は、お客様にアンケートを取るのも1つの方法です。お困りごとや悩みを解決できるという姿勢も、信頼を高めることにつながります。
③自己開示

自分の会社やスタッフのことを、開示していく項目であり、人間関係構築のための中心的な要素です。

そもそも自己開示とは、何でしょうか?

(引用元 http://psychoterm.jp/basic/society/03.html)
「自己開示」とは、自分の主観的世界や自分に関する情報について、他者に言語を介して伝える行為です。何の意図も無しに、肯定的な面も否定的な面も含めて、ありのままの自分の姿を伝達するという点が特徴です。実際のコミュニケーションにおいては、返報性の原理が働くことから、自己開示によりお互いの情報が交換され、自己理解および他者理解が進みます。

自社の情報から、先に提供していくことで、相互の理解が進んでいきます。これは、将来の営業においてとても重要なポイントですよね。

こんな情報を出してみてはいかがでしょうか。

  • 会社・・・建物、オフィス、朝礼、会議
  • スタッフ・・・働いているスタッフさんの考え方、仕事への想い、エピソード。
  • アイテム(持ち物)・・・鞄の中身、便利なツール
  • ペット・・・犬や猫は、愛好家が多く、関係性構築には有効です。
④お客様の教育

お客様に、正しい価値判断をしてもらうための教育です。
間違った価値基準を持っていると、粗悪な商品・サービスを購入してしまいます。
ですが、専門家であるあなたが、正しい価値基準を伝えることにより、正しい・最適な商品・サービスを購入することができるようになるはずです。
イコール、あなたの商品・サービスを購入することになると思います。

そのための価値情報の提供がとても重要です。

また、商品・サービスの開発秘話、こだわり情報、理念なども価値を高める情報として利用できます。

⑤お客様の声

自社のファンであるお客様に出てもらうのは、良い方法です。
お客様にも、紹介してくれて感謝されますし、もしかしたら紹介したお客様の新たなビジネスチャンスにつながるかもしれません。第三者の声ですから、リアルに届きますよね。決して無理に出てもらうことはありませんし、「嘘」や「誇大広告」につながるようなことをお話いただくこともありません。できれば、ありのままを掲載することをお願いしていきましょう。もし、自社にとって不都合な情報があったとしたら、改善の糸口になります。「お客様の声を取ってウェブに掲載しよう」といって、なかなかお客様にインタビューできないケースもよくあります。あなたのことをニュースレターに掲載し、あなたの取り組みを紹介したい!という声のかけ方であれば、自然で頼みやすいですね。

自分でつくる

①アナログ(手書き)

手書きの効果としては、
目立つ(他の書類と比較してもらうとわかると思います!)
読んでもらえる(警戒心が低く、とりあえず読み進めてもらえる確率がたかまります。)
温かみがある(デジタルにはない、親近感を抱かせることができます。)

②デジタル

パソコンで制作することになります。
いわゆるオフィス系ソフトのうち、Word(ワード)、Excel(エクセル)、PowerPoint(パワーポイント)、など好きなソフトで作成することが可能です。もちろん、イラストレーターなどの専門的なデザインソフトを扱うことができるのであれば、よりレベルの高いデザインが可能になります。

外注する

①制作会社(業者)に依頼する

デザイン会社やイラストレーターが代行して作成してくれます。
業界に特化して制作している業者や、エリア制(1商圏に1社限定)を導入している業者もいます。

企画(コンセプト)、取材、写真撮影、原稿作成、デザイン、印刷、配送と多岐に渡る工程を、ワンストップで請け負える業者や、制作だけする業者など、多岐に渡ります。

なによりも大切なのは、企画です。上記の企画編をみて、しっかりと企画の趣旨や方針を伝えて制作をお願いしましょう。

②代行会社(テンプレート型)に依頼する

業界に特化している会社が多いです。
業界ニュースを中心に、すべてテンプレートになっており、「会社名・住所・代表者名・発行者名」だけ、自社のものにする方法です。一般的に、自社で制作するよりも安価に制作できる点が大きなメリットです。

もしかしたら、ライバル企業と同じニュースレターがお客様に届く可能性もあります。
また、自社オリジナルの情報は、ほとんど入らないため、お客様との接触回数は保つことが可能ですが、信頼関係を構築するところが難しい側面があります。とても楽な方法ではありますが、費用対効果を考えると、できれば回避した方がよいでしょう。

反応率を高めるための工夫

ここでいう反応とは、受注につながるような反応ということではありません。
ニュースレターの反応とは、お客様と新たなコミュニケーションにつながるという意味です。

紙面の工夫が重要であり、以下の要素を押さえておくと、反応率は高くなる傾向があります。

  • お客様がニュースレターを読んでくれている(読みやすい)
  • 写真やイラストがあって、ひと目でわかる(すべて読まなくてもわかる)
  • ニュースが面白かったので、ついついツッコミたくなる
  • ニュースにびっくりしたので、ついついツッコミたくなる
  • ニュースに共感できるので、その話題について話したくなる

送り方(発送方法)

用紙サイズ

A4版ニュースレター(ドデカはがき)

最近、拡大しているのが、A4版ニュースレターです。通常のはがきサイズをA4まで引き伸ばしたもの、というとわかりやすいですかね。
一般的には、レターは封筒に入れて送るものという認識が多いです。
ですが、ヤマト運輸のクロネコDM便(以前は、クロネコメール便)を利用すると、A4サイズのニュースレターに、専用ラベルと宛名ラベルを貼るだけで、そのまま配達してくれます。
参考)クロネコDM便
http://www.kuronekoyamato.co.jp/ytc/business/send/services/dmbin/

A3サイズを折って送る

A3サイズのニュースレターを作成し、織り込んで封筒に入れてから送るやり方です。ドデカはがきに比べると、印刷コストや配送コストが上がってしまいますが、情報量は倍以上。頻度は少ないので、情報量を多くしたい場合に利用したい方法です。

配送方法

①業者を使って送る

宅配業者に依頼しましょう。郵便局や宅急便(クロネコヤマトや佐川急便)を利用します。新しいサービスがドンドンでてきていますので、一度相見積もりを取ってみることをオススメします。配布枚数やエリアによっては、面白い提案をしてくれる場合があります。

②手渡しで配る

お会いした時に配布する方法です。どういう声をかけて渡すのか、事前に決めておきましょう。
「今月のニュースレター です。〇〇の記事がオススメなので、ぜひ読んでください。」
などと、声の掛け方まで決めておくと、受け取った側の読み込む率が上がります。ぜひ、一声かけていきましょう。

印刷方法

印刷方法は、自社で出力するか、外注するか、のいずれかになります。

あくまで目安ですが、印刷コストを計算してみました。

条件:A4 両面カラーで印刷コストのみ。

印刷通販業者に出すと、1枚15円 ※枚数や納期により大きく変動します。
コピー機(最近の複合機)で 1枚40円 ※カウンター料金、カラー1枚20円換算。
インクジェットプリンタで 1枚50円 ※インク料金のみ。全面カラー印刷する仮定。

ということで、普通に考えると、印刷通販業者に出す方が安いです。

成功のためのチェックリスト

ここまで見てきていかがでしょうか。
ニュースレターを成功させるためのチェックリストを作りましたので、一度振り返って確認してみましょう。

ひながた・テンプレート・素材

ニュースレターを作るときには、テンプレートが役に立ちます。みんな、大好きです。(笑)

でも、ちょっと待ってください。
テンプレートはもちろんいいのですが、依存しすぎるとせっかくのあなたのニュースレターを台無しにしてしまうケースがあるかもしれません。注意事項や素材についての情報をまとめました。

注意事項

テンプレートを使うときの注意点は、テンプレートに依存しすぎて、本来の企画から外れてしまうことです。テンプレートだから、紙面の制限が、、、。など、伝えたいことが制限されてしまうと本末転倒です。テンプレートに頼りすぎず、企画を実現できるようにしていきましょう。

次に注意しないといけないのは、権利です。
特に、ネット検索して、写真やイラストを使う場合は、そのデータの商用利用がOKなのか、NGなのかを見極める必要があります。

ワード(Word)

ワードでニュースレターを作るポイントをご紹介します。

エクセル(Excel)

エクセルでニュースレターを作るポイントをご紹介します。

パワーポイント(PowerPoint)

パワーポイントででニュースレターを作るポイントをご紹介します。

イラスト素材について

①無料イラストの使い方
②有料イラストの使い方

写真素材について

①自分で撮影する

自分で撮影するときのポイントを紹介します。

②購入する

購入するときのポイントを紹介します。

業界別のニュースレター

ニュースレターが多く発行されている業界があります。業界別に、ちょっと情報をまとめてみました。

生命保険

生命保険業界では、会社単位でニュースレターを発行したり、部署や支社単位で発行したりしています。また、FPなどの専門職の方の中には、自身で発行される方もいます。

税理士

税理士の場合、顧問になっている既存顧客の囲い込みを目的にニュースレターを発行する場合があります。

社会保険労務士

社会保険労務士の場合、顧問や労務手続きを任されている既存顧客の囲い込みを目的に発行している場合があります。


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