学生の満足度が高いインターンシップ、低いインターンシップの違いとは・・?

企業がインターンシップを開催、受け入れをする場合、企業ごとに目的があると思います。例えば、いい学生がいたらぜひ採用したい!業界や自社の認知度を上げたい!マイナスイメージの払拭をしたい!地域に恩返しをしたい!などなど・・

どのような目的があるにせよ、学生に参加してもらってこそ、その目的は達成されます。
一度は上手くいってもその後につながらない・・
参加している学生が楽しんでいる様子がない・・
こういった場合は、インターンシップへの満足度が低いのかもしれません。

企業側にインターンシップを開催する目的があるのと同じように、参加する学生側にもインターンシップに参加する目的や得たいものがあります。
今回は、学生が何を求めてインターンシップに参加するのかに焦点を当てていきたいと思います。

  1. インターンシップ期間ごとの学生の参加率
  2. インターンシップ期間ごとの学生の満足度
  3. 学生がインターンシップに参加する目的
  4. 満足度の高いインターンシップ
  5. 満足度の低いインターンシップ
  6. まとめ

1.インターンシップ期間ごとの学生の参加率

学生が参加したインターンシップの日数の全体の割合は、1日以内が64.3%、2~4日は28.5%、1週間以上のものに参加した学生は7.2%という結果でした。

キャリタス就活 2022 学生モニター調査結果(2021 年 4 月発行)

2.インターンシップ期間ごとの学生の満足度
インターンシップに参加した学生のうち、インターンシップに大変満足と回答した学生は44.1%でした。
この結果を参加日数別に見ていくと、大変満足と回答した学生の割合は参加日数の長さに比例しており、1週間以上のインターンシップに参加した学生が「大変満足」と回答した学生は、半日のインターンシップに参加した学生の満足度の約2倍強でした。
ですが、1週間を超えると満足度の上昇は横ばいになり、あまり変化がなく、逆に不満のパーセンテージが増加している。
このことから、いちばん満足度が高く、不満足度の低いインターンシップ期間の日数は、「1週間程度」という結論になりました。

キャリタス就活 2022 学生モニター調査結果(2021 年 4 月発行)